かつて『森田一義アワー 笑っていいとも!』や『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』をはじめとする数々のバラエティ番組で、武田鉄矢やキン肉マンのモノマネを武器に強烈なインパクトを残したお笑いタレント・三又又三。ビートたけしの弟子として、そしてオフィス北野の中核メンバーとして一世を風靡した彼ですが、近年はテレビの地上波で見かける機会がめっきり減少し、「あの人は今どうしているのか」「完全に芸能界から消えたのでは」と関心を寄せる声が絶えません。
芸能界屈指の「クズキャラ」「愛されいじられキャラ」として名を馳せた裏で、数々の金銭トラブルやバー経営破綻、事務所の騒乱など、その歩みは波乱に満ちていました。しかし2026年現在、メディアの単独取材やドキュメンタリー番組を通じて明かされた彼の姿は、多くの視聴者の予想を大きく裏切る、泥臭くも堅実な「再出発」の日々でした。どん底を味わった男がたどり着いた驚きの現在地を追跡します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の本業:千葉県船橋市の不動産会社に就職し、週5日勤務のサラリーマンとして実直に生活基盤を再建中。
- 所属と芸能活動:33年間所属した株式会社TAP(旧オフィス北野)を2026年9月に退所、漫才協会に籍を置き舞台や俳優業を継続。
- 波乱の半生と教訓:バー経営破綻や松本人志との借金騒動、コロナ禍の極貧ホテル暮らしを経て、50代後半でプライドを捨てた生き様が再評価。
【2026年最新】三又又三は現在何をしているのか?船橋の不動産会社に週5勤務の真実
「テレビから完全に姿を消した」と噂されていた三又又三ですが、2026年現在、彼が主たる生活の拠点としているのは意外にも千葉県船橋市です。報道各社の取材やABEMAの特集番組(2026年2月配信)で本人が明かしたところによると、三又又三は千葉県船橋市にある不動産会社に正社員として就職し、週5日フルタイムで勤務しています。
毎朝スーツに身を包み、電車に揺られて出社。賃貸物件の案内や契約書類の作成、電話対応など、一般社員と同じ業務をこなす毎日を送っています。かつて華やかな芸能界の第一線でスポットライトを浴びていたタレントが、50代半ばを過ぎてから一般企業へ就職した背景には、想像を絶する生活困窮がありました。
きっかけは2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大でした。イベントや営業、舞台の仕事が完全にゼロとなり、月収は数万円台にまで激減。長年暮らしていた都内の賃貸アパートも契約更新料や家賃が払えなくなり、退去を余儀なくされました。一時は安価なビジネスホテルを転々とする極貧生活を送り、精神的・肉体的な極度のストレスから帯状疱疹を発症するなど、文字通り心身ともに限界を迎えていたと吐露しています。
そんな彼に救いの手を差し伸べたのが、過去の営業イベントなどを通じて親交のあった現在の不動産会社の経営者でした。「うちで一から働いてみないか」という打診に対し、三又又三は過去の芸人としてのプライドを完全に脱ぎ捨て、社会人として生きる決断を下しました。2023年春には東京農業大学の特別講師を務めるなどマルチな活動も見せましたが、軸足は常に「週5日の現場勤務」に置かれています。
テレビから消えた理由とは?バー経営の破綻と松本人志との金銭トラブルの全貌
順風満帆に見えた芸能生活から、なぜ彼が転落していったのか。その発端は、かつて東京・六本木や目黒で展開していた飲食店(バー)経営の失敗にあります。
芸人仲間や後輩が気軽に集まれる場としてスタートしたバー経営でしたが、経営計画の甘さや放漫運営が重なり、赤字が雪だるま式に膨らんでいきました。その過程で世間を揺るがしたのが、ダウンタウン・松本人志との金銭トラブルです。
当時、店の運転資金繰りに行き詰まった三又又三は、個人的に親交の深かった松本人志に懇願し、事業資金として1,000万円前後の借入を行いました。しかし、その資金が本来の用途ではなく一部私的に流用されたのではないかという疑惑が生じ、返済も滞ったことから、温厚に見守っていた松本人志の逆鱗に触れる事態へと発展します。バラエティ番組内でも「あいつには金を貸したが連絡が取れなくなった」とネタ交じりに絶縁を示唆されるなど、業界内での信用は失墜しました。
最終的に借入金は時間をかけて完済され、両者の関係も一定の雪解けを迎えたと報じられていますが、この一件によって芸能界における「三又又三=金銭にだらしない」というパブリックイメージは決定的なものとなりました。コンプライアンスが厳格化する民放キー局において、スポンサーへの配慮からキャスティングが見送られるようになり、これが地上波ゴールデン帯から姿を消した決定的な契機となりました。
オフィス北野退社とビートたけしとの関係|ジョーダンズ解散からTAP退所までの33年
三又又三の足跡を語る上で欠かせないのが、師匠であるビートたけしと、所属してきた芸能事務所の激動の歴史です。
1992年に山崎まさやと結成したお笑いコンビ「ジョーダンズ」は、武田鉄矢のモノマネを織り交ぜた漫才で脚光を浴び、『タモリのボキャブラ天国』などで大ブレイクを果たしました。しかし、ネタ作りを主導していた山崎まさやと、バラエティのひな壇や飲み会での人脈作りを重視した三又又三との間で仕事に対する熱量や方向性の乖離が生じ、2007年にコンビを円満解散。以降、ピン芸人として歩み始めます。
師匠であるビートたけしからは、その図々しくも憎めないキャラクターを買われ、長年私生活でも可愛がられてきました。しかし2018年、オフィス北野のお家騒動が勃発。ビートたけしが事務所を独立し新会社を設立する一方、三又又三は残留を選択しました。事務所はその後「株式会社TAP」へと社名変更を余儀なくされ、看板タレントが相次いで流出する苦難の時代を迎えます。
事務所の屋台骨が揺らぐ中でもTAPに残り続けた三又又三でしたが、2026年9月をもって、33年間所属した株式会社TAPを正式に退所。名実ともに「たけし軍団の看板」に頼る日々から脱却し、漫才協会を足場にしたフリーランスの表現者、そして一人の社会人として自立する道を選択したのです。
【データ比較】全盛期・低迷期・現在の収入源と生活環境の推移
全盛期から極貧時代、そして再起を果たした現在に至るまで、三又又三の置かれた環境と収支構造はどのように変遷したのか。客観的な報道資料および関係者への取材に基づく推移は以下の通りです。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 全盛期(2000年代) | 推定年収1,500万〜2,000万円 民放レギュラー・特番多数 | 中堅売れっ子芸人の平均レンジ | たけし軍団の恩恵とボキャブラブームで経済的絶頂期を謳歌。 |
| 低迷・コロナ禍(2020年〜2022年) | 月収数万円程度に激減 賃貸更新不可・ホテル転々 | 生活保護受給水準未満の困窮 | 飲食事業の負債と仕事蒸発が直撃。心身ともに最も危機的な局面に。 |
| YouTube活動期(2020年〜) | 登録者数約10万人前後 低評価率が一時80%超を記録 | 通常チャンネルは高評価率90%以上 | アンチ殺到で再生数は稼ぐも広告収益の柱とはならず、生活再建には至らず。 |
| 現在(2026年最新) | 不動産会社給与(週5勤務)+漫才協会・俳優出演ギャラ | 50代会社員の平均手取り(約25万〜35万円)+α | 固定給による経済基盤の安定を確立。二足の草鞋で極めて現実的な生活を維持。 |
結婚・妻・子供の噂を追跡|私生活と家族を持たない生き方の背景
ネット上では「三又又三は結婚して隠し子がいるのではないか」「妻が生活を支えているのか」といった憶測が散見されますが、調査の結果、三又又三は現在も独身であり、過去に結婚歴はなく妻や子供はいません。
全盛期には夜の街を豪快に飲み歩き、数多くの女性との浮名を流してきた彼ですが、特定の伴侶と家庭を築く道は選びませんでした。かつて番組内で語っていた「芸人は自由で破天荒であるべき」という昭和気質の価値観に加え、度重なる事業失敗や借金問題など、他者を巻き込むリスクの高い生活環境が結婚を遠ざけた要因と考えられます。
現在、船橋で質素な単身生活を送りながら、自炊や身の回りの家事を自らこなしています。身軽な独身だからこそ、どん底まで落ちた際にホテル暮らしで耐え忍び、50代後半からの一般就職という思い切った舵切りができたとも言えます。
【実態検証】YouTube低評価の嵐から現在の評価へ|ネットの評判と現場の生の声
三又又三の世間からの評価は、ここ数年で劇的なパラダイムシフトを見せています。
2020年、再起をかけて開設した公式YouTubeチャンネル『三又又三チャンネル』は、開設当初「日本屈指の低評価チャンネル」として炎上しました。松本人志への借金問題や過去の先輩・後輩への失礼な態度がネット上で再燃し、動画を投稿するたびに低評価率が80%を超える事態に。コメント欄には「反省していない」「見ているだけで不快」といった辛辣な批判が殺到しました。「愛されないクズ芸人」の烙印を押され、ネット上でも居場所を失いかけていたのです。
しかし、2026年に入りABEMA等のメディアで「50代から船橋の不動産会社で週5日、汗を流して働いている」という実情が報じられると、SNSやネット掲示板の空気は一変しました。
「あれだけ売れた芸人が、50代後半でプライドを捨てて一般企業で週5勤務できるのは純粋に凄い」
「口先だけの反省ではなく、実際に泥臭く働いて生活を立て直している姿には胸を打たれた」
「クズキャラだったけれど、逃げ出さずに現実と向き合っている姿を見て見直した」
このように、ネットコミュニティでは従来のバッシングから一転、「過去の栄光を捨てて現実に立ち向かう姿勢」に対する共感とリスペクトが広がっています。また、FODオリジナル特別編などでの味わい深い演技(監督から直々に武田鉄矢風の演技を要望されるなど)も好評を博しており、現場を知る関係者からも「年齢を重ねて人間的な深みと哀愁が増した」と役者としての再評価が進んでいます。
【プロの結論】昭和・平成芸人の生存戦略と「プライドの脱ぎ捨て方」
三又又三が辿った激動の半生は、単なる一芸人の転落と復活のドラマにとどまらず、現代社会を生きるすべての中高年にとって重い示唆を含んでいます。
【プロの結論】中高年の再出発と人間関係のリセットにおける教訓
昭和・平成の芸能界にはびこっていた「先輩に甘え、タニマチに頼り、借金すらも武勇伝にする」という甘えの構造は、コンプライアンスと個人の自律が求められる令和の社会では完全に通用しなくなりました。三又又三が陥った最大の罠は、自他との境界線(心理的バウンダリー)が曖昧なまま、周囲の善意や人間関係を過信しすぎた点にありました。
しかし、彼の真価は「どん底に落ちた後の身の処し方」に現れました。多くの挫折した人間が「かつての栄光」や「芸能人としてのプライド」に固執し、怪しげなビジネスに手を出して身を滅ぼす中、彼は「縁のあった不動産会社で週5日、一社員として泥臭く働く」という最も堅実な選択をしました。自己愛をアンラーニング(学習棄却)し、地に足の着いた生活を自力で取り戻したことこそが、現在の世間からの再評価に直結しています。
【三又又三の生き方から学ぶべき判断基準】
- 再起できる人の条件:過去の肩書やプライドを完全に捨て、未経験の現場であっても頭を下げて一から他者の指示に従える柔軟性を持つ人。
- 再起に失敗する人の条件:「自分はまだこんなものじゃない」と過去の成功体験に縋り付き、実生活の赤字を埋めるための地道な労働を拒絶する人。
【三又又三の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:三又又三は現在、どのような仕事をしているのですか?
A1:千葉県船橋市にある不動産会社に就職し、週5日勤務のサラリーマンとして働いています。同時に漫才協会に所属し、舞台やドラマ・配信作品(FODオリジナル作品など)へのゲスト出演など、俳優・タレント活動も並行して行っています。
Q2:松本人志との金銭トラブルは解決したのですか?
A2:バー経営難に端を発した約1,000万円の借入金問題は、時間をかけて完済されたと報じられています。一時は絶縁状態と囁かれましたが、その後の番組共演や関係者の証言により、トラブルそのものは法意・金銭面ともに解決・清算されています。
Q3:結婚はしていますか?妻や子供はいるのでしょうか?
A3:三又又三は現在も独身です。過去に結婚歴はなく、妻や子供はいません。現在は船橋近郊で単身生活を送っています。
Q4:オフィス北野(TAP)を退所したのはいつですか?芸能界は引退するのですか?
A4:33年間所属した株式会社TAP(旧オフィス北野)を2026年9月に退所しました。芸能界を引退するわけではなく、漫才協会での寄席出演や役者業など、オファーに応じた芸能活動は今後も継続しています。
まとめ:波乱万丈の芸人人生が示す、再起と挑戦の行方
ビートたけしの弟子として脚光を浴び、バラエティの寵児から一転して金銭トラブルと極貧生活の淵へ。三又又三が歩んできた道のりは、まさに天国と地獄を行き来する波乱万丈そのものでした。
2026年現在、50代後半を迎えた彼が選んだ道は、虚勢を張ることではなく、千葉・船橋の街で週5日スーツを着て働く「一人の実直な社会人」としての生き方でした。株式会社TAPからの独立を経て、芸能一本に固執せず生活基盤を確立した彼の表情には、かつてのギラつきとは異なる、清々しい充実感が漂っています。
人生は何度でもやり直すことができる――。プライドを脱ぎ捨てて現場に立ち続ける三又又三の現在の姿は、先行き不透明な時代を生きる私たちに、小さくない勇気と現実的な教訓を与えてくれています。 (出典: 三 又 又 三 現在(Yahoo!ニュース))