音楽番組のテロップやSNSのトレンドで「SixTONES」という文字を見かけた際、初見で「シックストーンズ」と読んでしまった経験を持つ人は少なくありません。正しくは「ストーンズ」と読みます。なぜ頭に「Six」がついているにもかかわらず、数字の「シックス」を発音しないのでしょうか。
その背景には、故・ジャニー喜多川氏が名付けた当時のドラマチックな改名劇と、アルファベットの小文字「ix」に託された緻密なギミックが存在します。結成からCDデビュー、そしてドームツアーを重ねるトップアーティストへと登りつめた2026年現在の軌跡とともに、グループ名に秘められた真実を紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:正しい読み方は「ストーンズ」であり、「シックス」を発音しない理由はジャニー喜多川氏の直感的な改名と「ix」をサイレント文字(読まない文字)にした仕掛けにある。
- 要点2:グループ名には「原石(STONE)」と「6人それぞれの音色(6 TONES)」という重層的な意味が込められており、ドラマ『私立バカレア高校』からの不屈の絆が原点となっている。
- 要点3:2020年のSnow Manとの異例の同時デビューを経て、2026年現在は圧巻の生歌力とバンドサウンドを武器に日本の音楽シーンを牽引する存在へと進化を遂げている。
【結論】SixTONESの正しい読み方は「ストーンズ」|「シックストーンズ」と読まない理由と名付け親の真相
アルファベットの綴りをそのまま追うと「シックス・トーンズ」と発音したくなりますが、公式な読み方は「ストーンズ」です。「シックス」部分は一切発音しません。
名付け親は、旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏です。実は、2015年5月1日に東京・シアタークリエで開催された『ジャニーズ銀座2015』のステージ上で結成が電撃発表された当初、グループ名は「Six TONES」とすべて大文字表記で、読み方も「シックストーンズ」でした。発表直後はメンバー自身も「シックストーンズ」と名乗っていたのです。
ところが発表からわずか数時間後、ジャニー氏から突如として「シックストーンズは長くて呼びにくい。略して『ストーンズ』にしよう」と提案が入ります。さらに「表記は6人を表すSix TONESのままで残したい」という強いこだわりから、真ん中の「ix」を小文字に変えて「発音しない(サイレント扱い)」とするウルトラCのアイデアが採用されました。翌日には正式に「SixTONES(ストーンズ)」への変更がアナウンスされ、現在の唯一無二の呼び名が確立されたのです。
小文字「ix」に隠された驚きの仕掛け|「原石」と「6つの音色」に込められた意味
表記の中にひっそりと佇む小文字の「ix」には、グループのアイデンティティを決定づける2つの深い意味が宿っています。
1つ目は、「原石(STONE)」という意味です。大文字だけを拾い上げて読むと「S・T・O・N・E・S」となり、文字通り原石を指す単語が浮かび上がります。「まだ磨かれていない無骨な原石たちが、互いにぶつかり合い、磨かれながら眩い宝石へと成長していく」という、彼らの泥臭くも力強い歩みを象徴しています。
2つ目は、「6つの音色(6 TONES)」という意味です。小文字の「ix」を含めた単語全体を見れば「Six TONES」となり、6人のメンバーが放つ異なる歌声や個性が重なり合って一つの音楽を奏でる情景を表現しています。
「見かけは6人(Six TONES)でありながら、本質はひとつの強固な原石(STONES)である」――。視覚的な遊び心と音楽グループとしての覚悟が、わずか8文字のスペルの中に完璧な調和として組み込まれています。
「バカレア組」の解散危機から奇跡の結成へ|SixTONESの歩みとSnow Man同時デビュー秘話
SixTONESの歴史は、決して平坦なエリートコースではありませんでした。彼らのルーツは、2012年に放送された深夜ドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)にあります。当時ジャニーズJr.だったジェシー、京本大我、松村北斗、髙地優吾、森本慎太郎、田中樹の6人がメインキャストに抜擢され、ファンの間では「バカレア組」の愛称で絶大な支持を集めました。
しかしドラマ終了後、グループとして固定されることはなく、6人の活動は自然消滅の危機に瀕します。それぞれが別のユニットやソロ活動へ散り散りになり、先が見えない停滞期を経験しました。この状況を打破したのがジェシーです。「もう一度、あの6人でやりたい」とメンバー一人ひとりに声をかけ、ジャニー氏へ直接「僕たち6人でステージに立たせてほしい」と直談判を敢行。その熱意が実を結び、2015年の結成へと繋がりました。
結成後も下積みを重ねた彼らは、2019年8月8日の東京ドーム公演で、盟友でありライバルでもあるSnow Manとの「ジャニーズ史上初となる2組同時CDデビュー」を発表します。2020年1月22日、YOSHIKI(X JAPAN)プロデュースによる壮大なロックバラード『Imitation Rain』で華々しくデビュー。発売初週でミリオンセラーを達成する歴史的な快挙を成し遂げました。
SixTONESのメンバー一覧と呼び方|メンバーカラーや個性が光る人気順の魅力
SixTONESの最大の武器は、6人全員がメインボーカルを張れる圧倒的な歌唱力と、際立った個性です。ファンから親しまれている呼び方やメンバーカラーを整理しました。
- ジェシー(メンバーカラー:赤)
愛称は「ジェシー」。圧倒的な歌唱力と陽気なギャグでグループのムードメーカーを務めるメインボーカル。グループ再結集の立役者です。 - 京本大我(メンバーカラー:ピンク)
愛称は「きょも」。ミュージカル界でも主演を多数務める美声の持ち主。繊細なハイトーンボイスで楽曲の世界観を支えます。 - 松村北斗(メンバーカラー:黒)
愛称は「ほっくん」。日本アカデミー賞をはじめ俳優として映画界・ドラマ界で屈指の評価を獲得。低音ボイスと知的な表現力が光ります。 - 髙地優吾(メンバーカラー:黄)
愛称は「こうち」。最年長としてグループを温かく見守る精神的支柱。バラエティ番組での安定感や資格を活かしたマルチな活躍が魅力です。 - 森本慎太郎(メンバーカラー:緑)
愛称は「慎太郎」「慎ちゃん」。幼少期から培ったダイナミックなダンスと甘いキャラメルボイス、硬派な演技力で存在感を示します。 - 田中樹(メンバーカラー:青)
愛称は「じゅり」。SixTONESの楽曲に欠かせない高速ラップを担当し、ライブやテレビ番組では巧みなトーク力でMCを牽引します。
熱狂的な支持を集める人気順に関しては、俳優としての露出度やメディア出演のタイミングによって変動が見られるものの、松村北斗や京本大我、ジェシーが上位に挙げられることが多くなっています。ただし、SixTONESは特定のセンターを固定せず「全員が主役」というスタンスを貫いており、6人それぞれのファン層が非常に強固な点も特徴です。
代表曲『こっから』に見る圧倒的音楽性とファンネーム「team SixTONES」の結束力
SixTONESの音楽性は、従来のアイドルソングの枠組みを大きく拡張し続けています。ロック、ミクスチャー、ヒップホップ、シティポップ、ジャズに至るまで、生バンドを従えた骨太なライブパフォーマンスが音楽関係者からも高く評価されています。
その真骨頂となったのが、日本テレビ系ドラマ『だが、情熱はある』の主題歌に起用された『こっから』です。高速マイクリレーとファンクサウンドが融合したこの楽曲は、YouTubeの再生回数が瞬く間に1億回を突破。アイドルファンのみならず、邦ロックやヒップホップを好むリスナーの間でも「生歌のグルーヴが規格外」「泥臭い歌詞が心に刺さる」と絶賛を浴びました。
また、彼らとファンを結ぶ呼称にも独自の哲学があります。公式なファンクラブ会員やスタッフ、そして楽曲を聴くすべての人々を、メンバーは「team SixTONES(チームストーンズ)」と呼びます。「演者とファン」という一方通行の関係ではなく、同じ船に乗ってカルチャーを作り上げる仲間としての連帯感を大切にしている証です。
【2026年最新動向】ドームツアーから世界基準へ|現在のSixTONESが切り拓く新時代
CDデビューから年月を重ねた2026年現在、SixTONESの存在感は国内トップクラスのスタジアム・ドーム規模へと拡大しています。アルバムを引っ提げた全国ドームツアーは全公演が即日完売を記録し、チケットの入手困難度は年々上昇しています。
新体制となったエンターテインメント業界の波を乗り越え、セルフプロデュース力にも磨きがかかりました。松村北斗の国際的な映画祭での躍進、京本大我のオリジナルミュージカル制作、田中樹やジェシーのソロプロジェクトなど、個人のフィールドで培った表現力が再びグループへと還元されています。
単なる「歌って踊るアイドル」に留まらず、生音にこだわったフェス出演や海外プロデューサーとの楽曲制作など、世界の音楽シーンを見据えたアプローチを加速させています。
【SixTONESの読み方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:なぜ「シックストーンズ」ではなく「ストーンズ」と読むのですか?
A1:結成当初は「シックストーンズ」でしたが、ジャニー喜多川氏が「呼びやすさ」を考慮して即座に「ストーンズ」へ変更しました。視覚的に6人を意味する「Six」を残すため、「ix」を小文字にして発音しない(サイレント文字)というルールにしたためです。
Q2:ロックバンドの「ザ・ローリング・ストーンズ」とは関係がありますか?
A2:直接的な関係はありませんが、ジャニー喜多川氏が「ローリング・ストーンズのように、世界中で長く愛され転がり続ける存在になってほしい」という願いをグループ名のニュアンスに重ねていたエピソードは広く知られています。
Q3:公式の略称や呼び方はありますか?
A3:グループ自体の読み方が「ストーンズ」であるため、一般的な略称もそのまま「ストーンズ」です。また、メンバー6人とファン、ツアースタッフ全体を総称して「team SixTONES」と呼ぶカルチャーも定着しています。
まとめ:唯一無二の音色を響かせ続ける6人の未来
「SixTONES」という名前に隠された「ストーンズ」という読み方は、単なる言葉のあやではありません。6人の個性(Six TONES)を束ね、誰にも真似できない原石(STONES)として輝き続けるという、結成当初からの決意が込められたデザインです。
紆余曲折を乗り越えて掴み取った絆と、型破りな音楽性を武器に、彼らはこれからも日本のエンターテインメントの最前線を走り続けます。その圧倒的な音色がどこまで遠くへ響き渡るのか、6人が切り拓く新章から目が離せません。 (出典: six tones 読み方(Yahoo!ニュース))